タイヤの基礎知識タイヤの基礎知識

XL/RFD規格のタイヤとは?

▶ スタンダード規格品との違いって?

エクストラロード(XL)/レインフォースド(RFD)規格のタイヤは、タイヤ内部の構造を強くすることで、スタンダード(STD)規格品と同サイズの、より重い車を支えることできます。

■サイズ表記の例

STD規格 XL規格

例えば、タイヤサイズ「215/45R17」の場合、STD規格ではLIは87ですが、XL規格では91となります。

▶ どんな時にXL/RFD規格を装着するの?

輸入車やインチアップした際など、XL/RFD規格のタイヤを装着する場合があります。

XL/RFD規格の高い負荷能力を発揮するためには、適正な空気圧を充填する必要があります。
新車装着時の負荷能力を下回らないようご注意ください。

XL規格品装着時の空気圧について

▶ 同サイズで装着する場合

タイヤのサイズによって、STD規格に比べて必要な空気圧が変わることがあります。

例えば新車装着サイズが215/45R17 87Wに対して、
215/45R17 91W XL(指定空気圧:210kPa)をお求めの場合
空気圧別の付加能力

STD規格の負荷能力が505kgに対して、XL規格で505kgの負荷能力を維持するためには、
230Kpaの空気圧で充填することが必要です。

▶ インチアップして装着する場合

インチアップの場合、車両指定空気圧より高い空気圧を充填する必要があります

例えば新車装着サイズが195/65R15 91Hに対して、
215/45R17 91W XL(指定空気圧:230kPa)をお客様がお求めの場合
空気圧別の付加能力

STD規格の負荷能力が600kgに対して、XL規格で600kgの負荷能力を維持するためには、
280KPaの空気圧で充填することが必要です。

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